竹薮の中の人道橋
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道を尋ねるに、これ程の目印はありません。
道路に面した塀一面にびっしりと絵が描かれているのです。
それも一貫して世界文化遺産にかかわるものばかりです。
よくある近辺の学校の卒業生が記念にと描いた合作ものではありません。
第一これは公共的建造物ではなく個人の邸です。
私の見たところでは作者は中々の技量で素人とは思えません。
それでもよそ様の塀に簡単には書かせて貰えないでしょうから、 この屋の関係の者の作と思われます。
やはり芸術家は己の芸を世に問い、評価を得たいですからね。
その発露、PRの場を実家の大きな塀に求めたのでしょう。
理解あるものには芸でも理解なきものには狂人と見えるのが塀画なのです、お気をつけて。
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ひょうきんな姿の案山子はユーモア性高く、嫌味のないキャラクターです。
どこの田圃でも終い込むのは面倒なのか、季節を問わず、そのままにしておく事があります。
そうはいっても、年中、風雨に晒されると、ぼろぼろになってしまいます。
ならば、と考えたのが鉄製の案山子です。
ご丁寧に、姿形は従来のオーソドックスなものを、そのまま真似て。
どうせ頑丈に作るなら、もっと、恐持ての格好でも良いと思うのですが、そこは遊び心ですよ。
顔は、どこまでも’へのへのもへ’字でなければならないのです。
この形なら、田圃以外の庭先でも、こうして、アートオブジェとして飾っておくことも出来るのです。
叩けば、どんな音がするかな。
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しまった、道の選択を誤ったかな、と思いました。
何も警戒しながら通らなければならない所を、好んで散策する必要はないではないかと考えたのです。
しかし、何もこんな寒空で居眠りなんかしなくても、と思うし、又、隣の親子の銅像も気になります。
うーん、まてよ、はるかかなたに同じような記憶が浮かびます。
そうだ、これは人形なんだ。
久しぶりでここを通って、すっかり忘れていましたが、これはかなり以前からあったものなのです。
という事は、これは認知されたアート作品なのでしょう。
でも、今でも謎に思うのは、ホームレス人形と母娘像とはどうゆう関係にあるのでしょう。
コラボで、ものすごい人生の悲哀を感じさせます。
次に行ったら、この隣へ座って見よう、通りすがりの人達は何と見るだろうか。
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