パソコンで遊びませんか

（前回より続く）
　これからの時代を考えるとパソコンは絶対にお勧めしたい事なので、プラス面を強調しておきましょう。
私事ですが、私は今やパソコンがなければ一日が終わらないくらい利用しています。
ローカルモードで文書作成や写真の編集整理をしている他、オンラインモードの利用が絶対欠かせません。
　具体的にやっている事を述べると、自身でホームページやブログを作っていますが、 ブログで掲載する雑学の殆どはインターネット検索のおかげです。
検索の範囲は広く、生の情報は如何なる本よりも豊富です。
又、これに付随してコメントやメールの仲間も増えました。
広い意味のオンライントレーディングにも重宝し、 旅行に際してのホテル予約、駐車場確保、チケット予約、ESTA取得等、自前で出来ると言う便利さがあります。
かっては希少イベントの予約を猛烈な競争に打ち勝って数回も得た事は自慢の種です。
最近はオンラインによる囲碁対戦を見知らぬ相手ながら多くの人と交わしていますが、 寧ろ、のめり込まないように自制するのに苦労している按配です。
　これで分かるように、何をして遊びたいかという事であって、ここにはパソコンの機種やOSの話は必要ありません。
勿論、オンラインには怖い一面もあります。
どんな世界でもやってはいけない基本的な事というものが必ずあって、それを守れば良い事ですが、、、
（終わり）

パソコンがゴホンといったら、はい、リカバリー

（前回より続く）
　思うようにならず、いらいらする。
何故？、どうすれば良い？何が問題かも分からない。
問題をまとめる事もできなければ、誰かに聞く事もできない。
又、誰に聞くべきかも分からない。
この辺になると、もう綾小路きみまろの世界だ。
やっと誰かに聞いても返ってくる回答はチンプンカンプン。
癇癪を起こし血圧は上がり、もうパソコンなんてやってられない。
これが脱落の第一原因だ。
　電源の入れ方が済んだらリカバリー（出荷状態に戻す）の仕方を教える事をお勧めします。
訳の分からない怪しげな動作はリカバリーでもって一刀両断するに限ります。
昔はリカバリーと言えば専門的な知識を要しました。
今はすこぶる簡単、諸々の設定もバックアップしておけば自動的に復元されます。
その内にリカバリーはブラックボックス化されたパソコンの一般的な機能になるでしょう。
今はその過渡期として手を加えなければなりませんが、本来こんな手順はユーザーは知る必要はありません。
下手な自分流の部分的手直しは返って大怪我の元です。
教えるべきは、そのための日頃の心構え（バックアップ）なのです。

パソコンを趣味として始めて、そして脱落

　最近、パソコンを老いの趣味として張り切って始めた者が急に脱落して行くのを見て考えさせられました。
パソコンはゲーム機ではありません。 エクセルやワードはゲームソフトではありません。
パソコンの勉強をしたからとて、パソコンが楽しい遊びを教えてくれる訳ではありません。
パソコンは単なる道具である、と言う事は至るところで聞かされる事ですが、 パソコンを初めて習う者にはそんな事は分かりません、と言う事がパソコンを教える者にはわかりません。
だから先生は一生懸命に電源の入れ方から文章の入力の仕方まで教えます。
しかし、元々文章を作ったり書いたりする事の苦手な者にはそのどこが面白いのかと冷めた気持ちになります。
使う機会は滅多になく、やがて習った事は全部忘れてしまいます。
一方では、年輩でも殆どの方が上達するグループがあります。
それは元々写真を趣味とするとか文芸的趣味を持ったグループです。
彼らはパソコンを重宝と気付く素地が既にある方達なのです。
パソコンを継続できるか否かは年齢ではなく、趣味の有無であることは最早、明白です。
目的の有無は才能の有無かも知れませんが、目的を問わずしてパソコンを教えるは無駄と知っても、 それを言ってしまえば金はとれません？ね、先生。
（続く）