2006年12月18日 (月)

私はグルメにはなれない

 不味いものは誰も喰いたくありません。

不味いものも美味く喰えるようにして、食性の幅を広めるのが料理の原点と信じています。

人間は料理と言う手段によって食性領域を大幅に拡大しました。

他の動物なら見向きもしないようなものまで食するようになった事は、明らかに生存上、有利になった事は間違いありません。

数々の無駄が文化を育み、又、進化の余裕である事は理解できますが、 凝りに凝った料理は料理人のマスターベーションに過ぎないのではと思うのです。

 豊かな食事とは何でも幅広く食べられる事で、好き嫌いを助長するものであってはなりません。

食事に多くの時間をかけるのは、味以外に会話を楽しむものであって欲しいものですね。

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