2022年9月 7日 (水)

この顔で猛毒なりやタマゴダケ

Img_0321 どこの何物がこんな所に卵を産み落としたままにしたのだろう。
当然、夜陰に紛れて獣の餌になることは必定です。
こんな間抜けな事を自然の摂理が許す筈がありません。
喰うなら喰ってみろ、後はどうなるか知りませんよ。
そう、この開き直りの猛毒が我が種を守っているのです。
可愛い卵だと安易に触れてはなりませんよ。
Img_0322  下図が成熟したキノコの姿です。
(シロタマゴテングダケ)

 

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2021年1月30日 (土)

朱茸(シュダケ)の発見からコロナウイルスを思う

Img_0073 桜の木にシジミ蝶?
桜は未だ蕾にも遠いのに、そんな筈はありません。
桜シメジですか?洒落にもなりません。
特に珍しい形ではありませんので、ヒイロダケの一種ぐらいに思っていました。
図鑑で探す事900種、うんざりしました。
ヒイロダケとは近縁のシュダケと思われます。
自信がないのは、何れも微妙に模様が異なるからです。
改めて菌糸類の変異の多さに驚きました。
流行のコロナのウイルスがどんどん変異種に化けて行くのも理解できます。

 

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2019年11月25日 (月)

おおわらいたけ


Dscf5021  普通の藪の中、
こんな所に’なめこ’が生える訳がないと思いますが、
調べてみますと’おおわらいたけ’という毒キノコです。
別に試してみる事はないですよ。
怪しげなものは触らない事ですから。
でも、笑うと言う事はどんな症状なのか見てみたいものです。
冗談ですよ、そんな気は毛頭ありません。

 

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2019年9月14日 (土)

キチャホウライタケ

Dscf4937_20190913204001  並ぶ欅の街路樹の根っ子部分です。
帯状疱疹かと思われる気泡群です。
ホウライタケの一種ですが、乾燥の続いた昨今、
急激な雨と共に待ってましたとばかりのお目見えです。
今、生えねば生える時はないと言わんばかりです。
そんなものですか、菌糸類の壮絶な生き残り作戦ですね。

 

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2019年8月 8日 (木)

久し振りの粘菌

Dscf4911   か っては珍しい粘菌を求めて雑木林を駆け巡りましたが、
今では郊外の森林ではさっぱり見る事は出来ません。
整備され、人出が多く、乾燥し、通路の土まで他山のものと置き換えられるに至っては、
最早、粘菌にとって居心地の良い場所ではありません。
キノコ類の数も極端に減ってしまった事でもわかります。
粘菌は非常に多種多様で、色々と勉強になったのに残念です。

 

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2019年7月21日 (日)

二階建てキノコ

Dscf4894  あれ珍しや二重傘キノコ、
まるで、ミニ石灯籠のようです。
こんなのが一杯あれば、さぞかし珍奇な光景でしょうが、
残念ながら周辺を見渡しても、これ一本ですから、
カラクリは直ぐにわかります。
世紀の大発見を逃したような感じです。
単なる位置のマジックです。

 

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2018年12月17日 (月)

粘菌、久し振り

Dscf4700
   
 熊が樹皮に身体を擦り付けた跡かとも思える毛が付着しています。
でも、これは獣毛ではありません。
変性菌の一種ですが、最近では珍しいものです。
今は、散策途上で、少し大きな森に入っても、 変性菌はおろか、珍しいキノコ類も滅多に見られません。
どこの山道も整備が行き届き、人も多く、乾燥していますので、 全く菌糸類に嫌われてしまいました。
これも散策の楽しみの一つであっただけに寂しい気がします。
山道とは言え、歩き易くするのか、自然を残すのか難しい選択です。

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2018年9月30日 (日)

何の糞?

Dscf4633
    
 森の中、何の獣の糞か?
こんな都市近郊の藪の中、馬や鹿ではあるまいに、と思います。
最近は森の小道も整備され人も多く、乾燥してキノコ類は滅多に見られなくなりましたが、 ここでは小道に樹木のチップ材が敷かれているために、僅かながらキノコ類が見られます。
昔ながらの大柄で派手な色で、人の眼を引くようなものはありませんが、 こんな糞状のものが見られます。
キノコはまだ絶滅していない、と言っても、こんな物ばかりでは淋しい限りです。
昔のように可愛いキノコが花盛り、と言った光景はもう見られないのですね。

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2017年10月31日 (火)

テングダケ

Dscf4220
   
 下草が綺麗に刈り取られたと思いきや、数日後にこの有様です。
広く一面と言うわけではありませんが、コロニー状に固まっています。
お伽の国の家みたいに、可愛い特徴のある姿ですから、直ぐにわかります。
これはテングダケです。Dscf4221_3
こういう環境に生えるんだ。
因みに屋根の褐色部分が赤くなったのがベニテングダケです。
可愛いものには毒がありますから要注意です。

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2016年11月30日 (水)

ウロコダケ

Dscf3747

 
 別に椎茸栽培のホダ木ではありません。
でも、自然にできた、そのようなものです。
キノコが繁殖して枯れ木になったものを、ぶった切って捨て置いたものです。
ブナの木に着く枯木菌の一種で珍しいものではありませんが、 食せるかどうかはわかりません。
Dscf3748_2

まぁ、触らぬ神に祟りなしです。
 

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